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責められたいの

第26章 ハプニングバーの恋人 4

「ナイショ。
その方が楽しいでしょ?
近くに行ったら
目隠しもしてもらおうと思ってる。
驚く茉実の顔が見たいんだ」


佑樹さんは
子供みたいにうれしそうに笑った。

私の心はどこかで少し
不安を感じていたと思うけど…
それには蓋をして


「本当に楽しみです」


と返していた。

不安に思うことなんてない。
だって今日は記念の旅行だって
言ってくれてた。

私の誕生日の…

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