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責められたいの

第27章 私だけのアイドル 5

そう言うと
洵ちゃんは私の手を引き抱きしめた。


「ちょ、洵ちゃん…今日は?…んっ」


私の後頭部を両手で掴むと
洵ちゃんは荒々しく唇を重ねる。

貪るようなキス。

私の舌を探し当てると
いやらしくそれを吸う。

なんだか洵ちゃんらしくない…


「仕事抜きでお前と会いたかった。
どうしても、今日…」


唇を離し私を見つめる洵ちゃんの瞳が
暗がりにキラキラと瞬いていた。

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