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責められたいの

第28章 パパが教えて【完】

その頃からカッコよかったパパは
私を託児所に預けて
夜の仕事をしていたらしい。

だってお金かかるもんね?

その頃のことを想像しても
やっぱり妬けちゃうけど…

今は普通のサラリーマンをしてくれてる。

お金持ちって訳じゃないけど
残業も少ないし
私の作ったご飯を
毎日一緒に食べてくれて…

私は寂しいと思ったことなんて
一度もない。

パパが大好き。

ずっとパパと2人で
いられたらいいのにって…
私はそんなことばかりを
考えている中学生だった。

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