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責められたいの

第30章 ハプニングバーの恋人 5【完】

「ほら近田くん、レイコが見ているよ?
心を込めてご奉仕しないと…
あの鞭はね、さっきは手加減したけど…
あれでも一週間ぐらいは
痕が残るのではないかなぁ。
もしレイコが怒りに任せて叩いたりしたら
彼の若くてきれいな身体に
大変な傷痕が残ることになるかもしれないねぇ」


セイヤを見ると
鞭で服を破かれるのは免れたものの
既に全裸にされ椅子に縛り付けられている。

さっき部長に打たれた背中は
見えなかったけど…
背もたれに押し付けられ苦痛に歪んだ顔から
その傷が想像できた。

セイヤ…
こんなことに巻き込んでごめんなさい…

私はそのすえた臭いのするモノに
そっと舌を這わす。

すると私の目からは
自然と涙が零れ落ちていた…

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