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あんたに処女は渡さないんだから!

第4章 お久しぶりです



入学式が始まった。





「新入生点呼」





はぁー。
ここから200人ぐらいの名前を永遠と呼ぶ。
すごく退屈。








受験かぁ……。
大学なんてまだ考えてないしなぁ。
私が入れる所なんてあるのかなぁw







「ねぇユキ。あの2列目の子かっのよくない?」







となりに座るアミが小声で囁く。







「ぇ。どの子?」








「えっと、あ。次名前呼ばれるから聞いてよ」








「9番、幸坂ミナミ」







「はい!」









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