
あんたに処女は渡さないんだから!
第1章 初体験
「やだ!やだ!やだっっ!」
大声をあげた。
「やめて!やだ!手抜いて!お願い!」
涙目になりながらジタバタして叫んだ。
「いい加減黙れ。」
突然の怖い声に目を開けるとわずか数センチのところに幸坂君の顔があった。
「……。」
さっきまでの彼とは違う。
獣のようなその目付きは一瞬で体を凍りつかせた。
「先輩、もう無駄なんですから騒がないでください?
そんなに嫌なことはしませんから。」
さっきまでの口調と表情に戻るとパンツの中の指をゆっくりと動かし始めた。
