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欲望

第1章 先生と私

「仲川先生、質問いいですか?」

「いやです」

「えーっ!でも・・・」

「いやです」

「おねがーい!」

「ちょっとならいいです」

なんて、こんなやりとりが

できるようになったなんて

夢見たい♪



あたしは金田まゆ

仲川先生は妻子持ちの46歳

数学の先生なの

あたしは先生に質問したいという
一心で数学に励むの

でないと先生と話せないもん

先生のこと、いつから好きなんだろー

わかんないけど、気づいたら好きになっちゃってたの

先生、いつになったら振り向いてくれるかな・・・

もうとっくに、あたしが先生のこと好きって知ってるはずなのに・・・






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