愛され方の方程式
第2章 暑すぎた卯月
「...なんでこうなっかなぁ。」
家に帰り着くと俺はすぐさま自分の部屋へ入り、そしてカバンをベッドに投げつけた。
「...くっそめんどいわー、まじ何なんだよあいつ等。」
俺は自分のPCを立ち上げ、あるオンラインゲームにログインした。
ゲームの名前は
「オリンポス」
ギリシャ神話に出てくる神々をモチーフにしたキャラの助けを受けつつ、冒険していくMMORPGだ。
【angelさんがログインしました】
ギルドログにそんな文字が流れる。
angelというのは俺の名前だ。
「まだ、ギルドには誰もいねえか。」
このギルドはソロでやっているときに誘われて入ったごく普通のギルドだ。
しばらくクエストとかをみて待っていると、
【chirolさんがログインしました】
と、ログが流れた。
「あ、こんにちは。チロルさん」
「やっほーangel君!早いねー」
「まあ、色々と早く終わったんで」
チロルさんは俺をこのギルドに誘ってくれた人であり、このギルドのマスターだ。
「へ~、じゃあさ!みんな来るまで何か簡単なクエに行こうよ!」
「いいっすけど、何に行くんすか?」
「え、このクエだよ」
チロルさんに見せられたクエの内容には、
『闇に飲まれし神王』
「これって、このゲームのボスじゃないっすか...」
「うん!!とっても強くて面白いよ!!」
...二人で行くクエストじゃないし、てかクリアするころにはメンバーどころかプレイヤー全員浮上できる時間になるよ。
そんなことを内心に思いながら、俺はこのクエにむりやり連れて行かれた。
家に帰り着くと俺はすぐさま自分の部屋へ入り、そしてカバンをベッドに投げつけた。
「...くっそめんどいわー、まじ何なんだよあいつ等。」
俺は自分のPCを立ち上げ、あるオンラインゲームにログインした。
ゲームの名前は
「オリンポス」
ギリシャ神話に出てくる神々をモチーフにしたキャラの助けを受けつつ、冒険していくMMORPGだ。
【angelさんがログインしました】
ギルドログにそんな文字が流れる。
angelというのは俺の名前だ。
「まだ、ギルドには誰もいねえか。」
このギルドはソロでやっているときに誘われて入ったごく普通のギルドだ。
しばらくクエストとかをみて待っていると、
【chirolさんがログインしました】
と、ログが流れた。
「あ、こんにちは。チロルさん」
「やっほーangel君!早いねー」
「まあ、色々と早く終わったんで」
チロルさんは俺をこのギルドに誘ってくれた人であり、このギルドのマスターだ。
「へ~、じゃあさ!みんな来るまで何か簡単なクエに行こうよ!」
「いいっすけど、何に行くんすか?」
「え、このクエだよ」
チロルさんに見せられたクエの内容には、
『闇に飲まれし神王』
「これって、このゲームのボスじゃないっすか...」
「うん!!とっても強くて面白いよ!!」
...二人で行くクエストじゃないし、てかクリアするころにはメンバーどころかプレイヤー全員浮上できる時間になるよ。
そんなことを内心に思いながら、俺はこのクエにむりやり連れて行かれた。