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落ち着きを取り戻した優香は先程言われた言葉を思い出す。


『…………あんた今貞子って言った？』



「ん？………あ〜〜〜〜〜〜………言ったね」



『ふざけんな！私はホラー映画だいっきらいなの！それに貞子は黒髮です！一緒にしないで！！！』



すると男は笑だした



「えっ？突っ込み所そこ？…………くくっっっっあはははは！」



『何笑ってんの！？私は大真面目なんだけど！』



「くくくっっ……………じゃあホラー好きは貞子って言われていいんだ？」



『………え？いいんじゃない？』



「良くねぇだろ！…………やっべ、腹痛え………。くっ……あははは！」



今度はお腹を抑えて笑いを堪えようとしてる男。