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「おっ！優香じゃん！！やっと学校来たんだな〜」



変わらずニカッと笑うのは雨の日に助けてくれたあいつ。



『………なかむら……そう……た？』



今の状況に理解が出来ず固まっていると、横から奈美が説明してくれた。




「２学期から転校してきたんだって。すぐ大樹と仲良くなったらしいんだけど、優香が言ってた名前と一緒だったからまさかと思ったんだ！」



「なになに？お前達知り合いなの？」



大樹が不思議に思って奏太に聞く。



「ん〜〜。転入の手続きしに来た日にちょっとな……」



「ちょっとってなんだよwwwまぁいいや！それより優香はいつまで固まってんだ？w」