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庭と 愛犬と 私

第66章 2016.6.20MON.百合の芳香

こんばんは、ご無沙汰しております

このところの忙しさは尋常でなく・・・
と言っても、仕事8割、稽古事1割
あとは愛犬と花の世話。

毎朝毎夕飽きもせず、花柄を切り取り
花弁が葉っぱに落ち張り付き
汚らしく見えないように手を掛ける。
ほんの短い期間の美しさを、
最高に良い条件で見たいから。

我が家の庭は、隣接地が月極駐車場になっていて、
公園帰りの親子連れやウォーキング途中のご婦人等の井戸端会議の場になる時がある。
チューリップやユリ、ヒマワリなど目に鮮やかな
花が咲く頃になると、駐車場の奥まで寄り道し、
フェンス越しに我が家の庭を観賞して行く。

私が庭の手入れをしている時は、近くまでは寄ってこないが、庭奥のサンルームに居るのに気付かず
庭を覗いていくので、住人の私の方が息を凝らして
部屋へ逃げ込むことがある。

想像してみてほしい。

閑静な住宅街。
自宅の裏庭(公道に面していない)で、
時折見かけるウォーキング姿のご婦人が
フェンス越しに「こんにちは」と声を掛けてきた。
自分のプライベート空間をのぞき見されている不快感を微かに感じながらも「こんにちは」と返したが、
「いつもきれいですね」と声を掛けられ、
「いつも?」と聞き返してしまい微妙な空気になった。

人見知り出不精な私が、「いつも」と言われた時には、恐怖しか感じられない!
分かってもらえるでしょうか。
あなた、三軒両隣の住人じゃないですよねぇ
私はあなたのお住まいもお名前も知りませんしぃ~

我が家の庭は、透かし百合の季節が過ぎ
ハイブリットの百合が咲き始めました。
風が吹くと、芳香に攣られてこんな人が迷い込んできます。

だからというわけではありませんが
半分は切り花にしています。
家の中いたるところに百合を生け、癒されています。

褒めていただけるのは、嬉しいですし有難く、
自分の為のみならず、皆さまの為にも
今後も庭を手入れしたいとは思っています。

でも、この百合たちを高原の百合園で一緒に選び購入し、開花を楽しみにしていたパートーナーは、
多忙の為、未だこの季節に香りに癒されたことがない。

だから毎年のように夏休みにゆり園へ連れて行ってくれるのか?それならそれで良しとしよう。

毎年買い足している百合を全て堪能できるのは、定年退職後になるのかな(笑)

では、今日はこれにて失礼します。

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