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恋してキスして抱きしめて

第14章 友人の言葉

.。.:* side ユーリ *:.。.。.:**:.。.。.:**:.。.。.:*



『……え?』

『………??///』

『……マジでいいの?』




……ぶっちゃけ、俺の一目惚れ。




春の風が心地良い4月、入学してすぐに入ったサークルの新歓。


可愛い子が多いと有名なうちの大学だけど


彼女はその場に集まった女の中で、ズバ抜けて美人だった。


ちょっと細すぎだってくらい、スタイルは抜群。


何をするにも、仕草のひとつひとつが綺麗で上品で


チャラけていいかげんな俺なんかとは正反対。


その名の通り、高嶺の花のような存在だった。




だから


人生初の告白をした時


まさかOKしてくれるとは、思ってもみなかった。




『……私も、悠梨君のことが好きなの』




桜の木の下で、下げた頭をゆっくり起こすと


俺の前髪に絡まった花びらを手にとって、朱莉は優しく微笑んだ。




『だからすごく嬉しくて、夢みたい。

これから……よ、宜しくお願いします……///』

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