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.｡.:* side 千夏 *:.｡.｡.:**:.｡.｡.:**:.｡.｡.:*



……体が、ふわふわする。




明日は、やっとユーリさんに逢えるから


ゼミの飲み会が終わったら、真っ直ぐ家に帰って


着ていく服を準備して、バッグの中身も確認するんだ。


かっこいいユーリさんの隣りを歩いても、恥ずかしくないように


少しでも大人っぽく、ちょっとでもイイ女になるように


大好きなあの笑顔が、たくさん見れるように………






「……あ、起きた？」

「…………」



……遠くから声が聞こえてきて


靄がかかった視界が、だんだんと開けてくると………



「おはよ、ちーちゃん。
つってもまだ夜中だけど」

「…………」

「あら？まだ寝惚けてんの？」



この綺麗な声は、ユーリさんの声。


引き締まった体は、ユーリさんの体。


近付いてくる美しい顔は、ユーリさんの……