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恋してキスして抱きしめて

第26章 恋してキスして抱きしめて

「……何か、あったんですか?」

『……その様子だと、まだ知らないみたいだね』

「……えっ?」



何のことだろう?


昨日の夕方ユーリさんのマンションを出てから、特に変わったことは……


~~あ、そうだ!



「ごめんなさい、ユーリさん。
パパ、昨日の夜出張から帰ってきたんです!
帰国が早まったらしくて……」

『……うん、知ってる……』



どうしたのかな、声のトーンが低過ぎて本当に心配になってくる。


理由を聞こうとすると



『ちーちゃん。
昨日バイバイしたばかりだけど、今夜も逢えねぇかな』

「…………!」

『すげー逢いたいんだよね。
抱きしめたい』

「~~~~!///」



わ、わぁぁ///

嬉しすぎます……!///



「も、もちろんです!!」

『良かった、そしたら駅まで迎えに行くから……』

「あたしも、抱きしめて欲しいです!!」

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