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Lotus~誰にも知られてはならない~

第26章 4*はじめて

和side 


なんか泣き始めたんですけど

あ「きょ、たんじょう日なんだよ」

あーそういえばあやの誕生日だ

彼女の誕生日忘れるなんて
これはおこるよな


あ「和どうでもいいんでしょ?」

和「は?」

あ「和にとって私の誕生日はどうでもいい日なんでしょ?」

和「ま、さ」

あ「ごまかさないでよ、私、ずっとさみしかったんだから
今日までどんなに耐えても和は塩しかくれないんだもん!
私だって砂糖ほしいんだから!」

だろうな、俺もそう思う

あ「和、ほんとにわたしと付き合うのいや?わかってるよ、
和の一番は仕事で次にゲームが来るのくらい。でも次に私がいるって思わせてよ」

実際お前だよ

和「な、」

あ「Sな和も好き、そんなん子供のころから知ってるんだから
今更受け入れられないとかないけど」

でも、お前、本当に…

きれいなんだから、俺なんかについてくるのはもったいない

あ「意地悪ばかりでもいいけど
でも、ちゃんと好きだって和も好きだって思わせて」

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