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君模様

第10章 御詫び


こんばんは。 先日、小説【君模様】を非公開にさせて いただきました。
突然で、すみませんでした。

理由は…書くのが辛くなったからです。
思い出すのが辛くなったから。

【君模様】壮太が事故で亡くなりました…。

壮太は実名ではありません。

しかし、あたしの大事な人には変わりありません。

長い間、植物状態で
この前眠るように…。

今は、自分でも理解できていません。 目をつぶれば、壮太はまだそこにいてあたしに微笑んでいてくれているから。
壮太は、いつものようにあたしの名前を呼んでくれているの。

信じられない。
この現実を今だに、信じられない。

最初は嘘かと思った。 だって、どっちかってゆーと
不死身って感じだったもん。
俺は死なない、って言ってたし。

お母さんに、嘘!!って…言っちゃったし

あれから、ずっと泣いてました。

部屋にこもって、気づいたらご飯も食べ てなくて 人間って不思議ですね。 意思で、生きたくないって思うと自然と 身体の器官も働かなくなっていくんです よ。

壮太のお母さんにぶたれるまで、気づきませんでした。
辛いのはあたしだけぢゃないってこと。

お母さんも、大切な子供をなくしているんですよね。

お母さんも泣きたいですよね。

でも『るなちゃんがないてくれてるから』って

『あたしは泣かないの』って

壮太みたいな笑顔で笑うの。
ぁあ、やっぱりこの人は壮太の親なんだなぁって。
改めて思った。
あたしは、この人が生んだ壮太を愛したんだって。


伝えきれない感情と
もう伝わらない想いで
あたしの胸は一杯になった。

また、泣いていた。

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