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好きになってもいいですか…?

第30章 ないしょのお泊まり



なんだか眠れない…
理緒は枕の辺りにある携帯を手に
取り、ボタンを押した



23:10



小さな画面が寝なきゃだよって
注意しているような気分になった



後ろから翔の背中にそっと
抱きついてみると翔もまだ起きて
いて理緒の方に向き直った



「翔くん…眠れないよぉ…」


翔の腕の中に潜り、甘えると
腕を回して
またぎゅっと抱き締めてくれた




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