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大人でもない子供でもない

第2章 転校生二人組!!

騒ぎ始めた生徒をみて有馬先生は

「じゃあ!席は…亜久津は咲野さんの隣で…
三浦くんは…朝比さんの隣ね!」



って…うそ!うそだ!え!わ。わたしの隣?!

三浦くんは私の横に座った。
昨日のことがあってから胸の鼓動が止まらないのに…これじゃあ…収まりそうにないよ…。

三浦くんの仕草一つ一つにビクビクドキドキしてしまう

あれ?なんか…クラクラする…

バタッン!

私は立ちくらみを起こして倒れてしまった。

気づくといつの間にか保健室で寝ていた。

横に誰か居るのでよーくみていると…

み…三浦くん!!!

私は目がぱっちり覚めてベッドから飛び起きた。

「みみみみ…三浦くん!どうしてここに?」
三浦くんは笑って
「朝比さんだっけ?急に倒れたからビックリしたよ…今保健室なんだけど、先生がいなくてさ…代わりに俺が居ることになって…あはは…」


え…てことは…授業は…。

「ごめんなさい。ありがとうございます」


「いいよ、別に…俺も謝らないと!」

「え?」その言葉に昨日のエピソードが頭に流れる

「昨日の、あれ…のこと…なんだけどさ
ごめんな?なんか今日元気なさげだったし…怒ってる…よな?。俺…初めてで気回んなくて…
謝るくらいしかできなくて…本当ごめん!」

初めて…か。。。

三浦くんも私と一緒だったのか。
” 一緒 ” とゆう言葉に胸の鼓動が高まる

苦しくて、息がつまりそう。しっかりと話せない

この鼓動…三浦くんに聞こえそう。

な…なにか話さないと!!
「わ…わたしが今日元気なかったのは…
私だけが初めてのキスだったのかな、とか
迷惑だったかな?って悪い気がしてたから…です」

私の言葉に三浦くんは笑顔で
「なんだ!よかった〜」

なんて…言ってくれた。

その瞬間だった…

ガラガラガラ…と保健室のドアが開きドタドタと音がした。


「いてて…なにすんのよ!」
「は?お前が押すから!」
「意味わかんない!もー!」
とクラスのみんなが出てきた。





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