
ラブトーク
第1章 冷めたカンケイ
ベッドの軋む音と切ない息づかいが響く。
いま私の下にいるのは私のセフレ。
「ねぇ…気持ちいい?」
不敵な笑みを浮かべ、
耳元で問いかける私に
彼は苦しそうな声で
「気持ちいい…」と答えた。
いまはこんなカンケイだけど
昔はちゃんと付き合ってた。
私は彼中心の生活を送っていたのに
半年前にあっさりフラれたんだ。
彼の方から心を離したくせに
またカラダを求めてきて
またひとつになって
だらしなく口をあけてキモチがってる。
もうその口ですきって言ってくれないの?
私はまだあなたのことが…
私はたまらず
「す…」と
聞こえないくらい小さな声で言いかけて
その言葉を慌てて飲み込んだ。
すきなのにすきって言えない
この事実がただ虚しい。
私はなにも言えずただ激しく動いた。
動きに合わせ、ベッドの声ばかりが
うるさくなっていく。
いま私の下にいるのは私のセフレ。
「ねぇ…気持ちいい?」
不敵な笑みを浮かべ、
耳元で問いかける私に
彼は苦しそうな声で
「気持ちいい…」と答えた。
いまはこんなカンケイだけど
昔はちゃんと付き合ってた。
私は彼中心の生活を送っていたのに
半年前にあっさりフラれたんだ。
彼の方から心を離したくせに
またカラダを求めてきて
またひとつになって
だらしなく口をあけてキモチがってる。
もうその口ですきって言ってくれないの?
私はまだあなたのことが…
私はたまらず
「す…」と
聞こえないくらい小さな声で言いかけて
その言葉を慌てて飲み込んだ。
すきなのにすきって言えない
この事実がただ虚しい。
私はなにも言えずただ激しく動いた。
動きに合わせ、ベッドの声ばかりが
うるさくなっていく。
