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ラブトーク

第2章 木曜日の恋人

「トモカ!おまたせ」
私の背後でクラクションが鳴る。
「レン!」
そういってあなたの車に乗り込む。

パタン

ドアを閉めるとそこは
ふたりだけの空間になる。

私たちは別れてからも
毎週木曜日になると
こうやって会っていた。

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