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あ「…もう、ウソをいうのはやめておけ。見苦しいぞ。」

ひ「へっ！？」


あ、蒼衣先輩！？日向くんに言い返すために構えていたので、言い返す言葉がない…わけないじゃないか。

私の強さ？をみくびるなよ！お兄ちゃんに鍛えてこられたのだからな！


ひ「蒼衣先輩？嘘なんかついてませんよ？」

あ「じゃあ、どんな用事があるんだ。」

ひ「いとこの家に行く用事です。」


もちろん、そんな用事はない。うそだ。


あ「いとこの家になにしに行く？」

ひ「いとこの家に行ってから、おじさんとあんちゃんと合流しておばさんが入院している病院に行きます。」


あぶないあぶない。先輩にいう必要が？と言いそうになった。

ちなみに、おばさんが入院しているのは本当だ。赤ちゃんがお腹にいるから入院している。