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彼は年下女子が好きなんです

第4章 「まー」って呼び方は…

「え?どうして、先輩にダメとか言われなきゃいけないんですか?まーセンパイの彼女は私ですよ!」
「えっと………」
ヤバい。
なんで、ダメとか言っちゃったんだろ……
でも、この呼び方は、私とまーだけの、"特別"な呼び方…

「まーセンパイ!帰りましょう?」

そう言って、まーの手をとる。
けど、まーは…

その手を振り払った。
「まーセンパイ?」
笑顔が、引きつってる。

「その呼び方するんなら、もうミカちゃんとは付き合えない。」
まー?
「どうしてですか!?私は彼女なんですよ!
まーセンパイは、彼女の私よりも、そっちの友達の方が大切なんですか?」
「……そうだよ。」
へ?
……まー?

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