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彼は年下女子が好きなんです

第4章 「まー」って呼び方は…

「まーは、俺の大切な幼馴染だもん。
たとえ俺の彼女でも、まーの事を悪く言うのは、俺が許さないから。」
「まー…」
「まーセンパイ…」
だから!その呼び方…

「っ……ごめんね。もう、ミカちゃんとは付き合えない。
別れよ?今までありがとね。」
「そんな…
まーセンパイ!」
「もう、二度とそうやって呼ばないで!」
まーが、怒ってる?
「まー行くよ!」
「ちょっ!」

急に、私の手を引っ張って歩くまー。

早歩きなんですけど…

てか…
「まー、痛い。」
離すかと思ったけど、手は繋がったまま。
だけど、ちょっと緩んで、痛くなくなった。

……なんなの?この関係。
なんか、辛いよ?

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