彼は年下女子が好きなんです
第5章 告白、そして振られる
いつも通りの朝。
いつも通り、まーと登校する。
「マジで別れたの?」
「うん。マジで別れた。」
「よかったの?」
「うん。」
躊躇いなく答える。
……そんなに、まーって呼ばれたくなかった?私以外の人に。
「んーもうっ!この話はおしまい!」
「はーい。でも、また他の人に告られるかもね。」
「それじゃあさ、そうなる前にまーが………………………よ。」
「え?なんて?」
「…何でもない。」
丁度いいところで通り過ぎるトラック。
…うるさいよ!聞こえなかったじゃん!
そして、拗ねるまー。