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秘密

第15章 お兄ちゃんとデート

朝食を食べ終えた私は、胸の辺りまで伸びた髪を纏めてアップにし、この前アパレルショップで購入した服を着て、お兄ちゃんと一緒に水族館へ向かった。



春休みということもあり、朝から大勢の入館者で賑わっていた。



「お兄ちゃん!見て?見て?
大きなジンベイザメが居るよ!」


「あっホントだ!近くで見ると迫力あんな」


「あ!彼処でイルカのショーやってるよ」


「見に行くか?」


「うん!」

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