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秘密

第17章 オシマイだ……。


「…俺に隠れて…その男と会ってたんだろ?水族館にも居たよな?」


お兄ちゃん…気付いてたんだ。


湊の発した言葉にスキンヘッドの男は、掴まれた腕を振り払い激怒する。


「絢音!俺という婚約者がいながら…こんな若い男と浮気していたのか!」


「そ、それは…」


「もういい!お前とは、婚約を解消する!金輪際、俺の前に姿を見せるな!」


そう言ってスキンヘッドの男は、別の車両へと移動した。

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