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秘密

第17章 オシマイだ……。

湊がスキンヘッドの男に声を掛けた瞬間、絢音が止めに入る。


「やめて!何も聞かないで!」


全く状況が把握できていないスキンヘッドの男は「おいおい。一体何なんだよ。いきなり見ず知らずの男が話し掛けてきたと思えば
お前が割って入ってくるし」


「と、とにかく…別の車両に移動しょ?」


焦りを隠せない絢音は、別の車両に移動しょうとスキンヘッドの男の腕を引っ張る。

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