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秘密

第3章 バスの中で!!


「じゃ俺、先に行くわ」


「えっ…」


「いってきます」


「いってらっしゃい」



湊は、学校指定の鞄を肩に掛け家を出た。



「ほら、結衣もさっさと食べなさい」


少しくらい待ってくれてもいいのに…。

下を向き、落ち込みながら家を出ると
先に出た筈の湊が壁にもたれて結衣を待っていた。

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