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秘密

第3章 バスの中で!!

ドキッ!

な…何で?

先に行ったんじゃなかったの?


「おっ!やっと来たな。バス停まで走るぞ」


湊は、手を差しのべる。


「う、うん」


結衣は嬉しそうに湊の手を握り
バス停まで走り出す。


お兄ちゃんの手…暖かい

お兄ちゃんと手を繋いだのって何年ぶりだろ

この手を永遠に離したくない

このまま時間が止まればいいのに…。

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