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秘密

第21章 お兄ちゃんの寝言

翌朝

珍しくアラーム音で起きた私は、制服に着替えて、洗面等を済ませた後

リビングに行くと、まだお兄ちゃんの姿がなかった。


「あら、結衣じゃない!珍しく早起きね。朝食の支度手伝ってくれる?」


「うん。あっそれよりお兄ちゃんは?まだ起きてないみたいだけど」


「そうね。どうしたのかしら?
毎晩遅くまで受験勉強してるみたいだから起きられないのかもしれないわね。朝食の支度は、いいから起こしに行ってくれる?」


「わかった」

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