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秘密

第6章 大人のデート

「…もしかして怒ってますか?」


「別に…。怒ってないわよ。
てか湊くんって相手が年上であろうがお構い無しに思った事を口に出すのね」


「まぁ…そうですね。それで相手を不愉快にさせたり怒らせたりしたことが多々あります。自分では、正論を言ったつもりだったんだけど…」


「そっか。実はね。さっき怒ってないって言ったけど、ホントはムッとしたの。煙草くらい自由に吸わせなさいよ!って。でも、これからは湊くんの前で吸わないよう気を付けるわね」


「…生意気言って…すみません」


「湊くんが謝る必要ないのよ。ほら、元気出して!」


「はい」

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