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アクマにアソコを貸しました

第10章 イカ?いいえ、津島です

秘裂に触れるか触れないかの幽かなタッチで、溢れて止まらない蜜を何度も何度も掬いあげる京紫。蜜を掬う拍子に時折花弁を掠める。その度に大袈裟なほど背中がバウンドしてしまう。

「これもイヤなのか。梓穏には困ったな」

困ったな、などとほざきつつ愉しくて堪らないという顔にしか見えないのが不吉すぎる。

京紫が私の僅か横をチラリと見た。何を見てるの、と思う間もなくにょきにょきと黒い影が生えてきて私の両足に絡みつくと、広げて固定した。

「ちょっ…離して、やめさせてよケイぃっ…ひぁぁっ!」


広げられた脚の真ん中、だらだらと蜜を量産し続けるワレメにほんの一瞬、そっと口づけをしたのだ。


ギュッと目を瞑って次の刺激に備えたのに、〈次〉はやってこない。

しびれを切らしてゆっくり目を開けると、私をみつめていた京紫と目があった。彼はニタリと笑ってゆっくりと再び股の方へ顔を近づける。

「梓穏、俺がどこに触れると思う?」

え、あそこじゃないの?
と思っただけで声には出てなかったと思うのに。

「外れだ」

「!!っんんーー!」
予想外に内ももをベロりと舐め上げられて、私の目の前の景色が光と共に弾け、自分の身体が達してしまったと知った。

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