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リベンジ!

第5章 子宮頸がん検診

カーテンの向こうから、クスっと笑う声がした。

あたしは、ハッと現実に引き戻される。


「ハハハッ!もう限界…。にーな…お前、下着くらい脱げよ。普通脱ぐだろ。相変わらず、抜けてんな。」



カーテンがシャーと開けられた。


驚くあたしの前に、携帯を構える隆盛が笑ってた。


カシャ!


「ちょっと⁈ りゅーせい何を撮ってるの!止めてよ‼︎ 」


「何って…見ての通り、新菜の濡れたパンティ撮ってる。お前の驚いた顔…最高によく撮れたぜ。」


「濡れてない‼︎ 消してよっ‼︎ てか…あたしだってバレてたの?」


「お前は、バレたくないみたいだったから小芝居に付き合ってやったんだ。」




最後まで、その小芝居続けてよ!

見て見ぬ振りするのも優しさじゃない?

何で、バラすかな〜⁈



でも、苗字も変わってるのに…なんで分かったの?

もしかして、昔とあんま変わってないとか?




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