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リベンジ!

第6章 リベンジ!

隆盛は、ヌチヌチとあたしの中を出入りする。

気持ちいい…

あたし…感じてる!

隆盛が、気持ちいいって感じちゃってるんだ‼︎




ダメなのに…。

でも、欲しい…欲しくてたまらない!

隆盛と別れてから、あたしも未練と後悔だらけだった。

あたしも…同じだ。

隆盛にかけた呪いの言葉は、あたしにも振りかかってた。

誰と付き合っても、感じることができなかったあたしは、誰とも長続きしなかった。

あの日の事を思うと、心に穴が空くほど今も痛い。

考えないようにして、忘れようとしてたのに…。





あたしは、涙を零していた。

「新菜…、なんで泣くんだ。

何があったか、後でちゃんと話そう。

でも、今は俺を感じて?

こんなにも長い間、新菜を想ってた哀れな男に免じて…

何も考えるな!俺だけを感じろ‼︎

会えなかったこの俺の想いを、感じてくれ‼︎ 」



隆盛の悲痛な叫びに、嘘は感じなかった。

隆盛は、そういう人だったじゃない。

信じられずに逃げ出したのは、あたしだ。



隆盛を、感じたい。

あの頃を取り戻したい。



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