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リベンジ!

第8章 真実の行方

「新菜は…病気だな。愛情欠乏症だ。」

「何それ?」

「お前、馬鹿にしたな?
俺は専門外だが、本当にそういう症状があるんだ。

そういう子供は、幸せが心地悪くて不幸に依存する傾向がある。

幸せになろうと、努力もしない。

幸せな結末が想像できず、悲劇に向ってしまう。

新菜もそうだ。

不幸な過去にいつまでも依存するな。

これからは、もっと俺を頼れ。

新菜が、愛情不足なら俺は毎日でも全力で愛を注ぐよ。

新菜が二度と不安にならないよう、毎日キスして愛を囁いてやる。

嫌だって言っても毎日抱いて、二度とお前を離さない。

他の誰にも、お前を渡す気ないから。

お前が逃げたら、どこまでも追いかけてリベンジしてやる。

自覚しろよ?

お前は俺に、愛されてるって。

別れてから、俺はずっと寂くて堪らなかった。

新菜…愛してるよ。

馬鹿みたいに唯ひたすら狂おしい程愛してる。

お前も俺が居なくて寂しかったんだろ?

お前も俺を愛してるだろ?

俺のものになるよな?」








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