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替え玉高校生

第4章 3日目

兄貴の身代わりになって、3日目




今日は祝日



「って言っても、やることねぇんだよな・・・・・」




ベットに横になり、天井を見つめる。



フッと昨日、健司が俺を『咲也』って呼んだ事を思い出す・・・・・・・・




あいつが、俺を通して兄貴を見ていた事には気付いていたけど、いざあんな風に呼ばれるとショックだな・・・・・・・・



「健司は、兄貴の事が好きなのか?」




そう呟いてみたけど、答えが返ってくるわけもない。



健司に聞いても、あいつが素直に話すとは思えない・・・・・・



って言うか、聞く勇気がねぇ・・・・・・



「って、何で俺
アイツの事考えてんだよ!」



起き上がり、髪をワシャワシャを掻く。




でも、健司の事をもっと知りてぇ・・・・・




「・・・・兄貴なら
何か教えてくれっかも」



俺は、急いで
部屋を出た。




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