素直じゃない契約
第3章 兄弟
「理生くんはいくつ??」
『僕は17、高校2年生だよ』
「えっまじ…そうなの!?私と一緒なんだね!」
「理生は落ち着いてるから年上に見られるんよなー(笑)」
『そうなんだよね~、ねえさんも僕のこと最初見たとき恭介兄さんの兄さんかと思ったでしょ』
正直21くらいの兄さんかと思った…
「そんなことないよー、物静かに見えるのは良いと思うよ。大人っぽくて、素敵だと思う」
『へへ、ありがとうねえさん♪』
同い年かぁ、話すと年下に見えて本当に弟みたい…
『そうだ、この本家の方を案内したらどうかな兄さん??』