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『命』について考える

第6章 高校時代の私

中2の2学期頃から中学卒業頃まで私を苦しめていた、自律神経失調症や、それに伴うリストカットなどはカウンセリングの効果か次第に無くなり、すっかり落ち着いた頃、私は高校生になりました。
私の通っていた学校は私立の中高一貫校だったので受験は無く、そのまま押し上がりで高校に入学しました。とはいえ、授業に出ずにカウンセリングルームや保健室に避難していたり、学業成績もギリギリだった為、そのまま高校へ上がらせて貰えるかどうかかなり危なくて、担任との個人面談(親と担任)や校長(教頭だったかも?)の四者面談(親、校長、担任、本人)なんかも受けながら何とか仮進級をさせてもらった形でした(高1の一学期の素行などを見てNGと言われたら退学させられる)

高校生になった私は、テストの点は相変わらず酷く、学業成績は下から数えたほうが早いぐらいでしたが、過呼吸やリストカットなどはしなくなっており、遅刻や無断欠席などもしなくなっていたので、一学期末の面談で仮進級の「仮」を外してもらい、退学は免れました。

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