テキストサイズ

『命』について考える

第5章 カウンセリング

私が受けていた箱庭療法というのは、立ったままで作業をするのに丁度良いぐらいの高さの台に平べったい蓋のない箱が置いてあり、その中に砂が入っていて、山を作ったり川を作ったり(箱の底が水色になっていて、砂をよけると川や池など水場が表現できます)
棚にあるたくさんのミニチュア(樹木や建物、生き物、乗り物などありとあらゆる物がある)を自由に配置して箱庭の世界を完成させていくものでした。
カウンセラーの先生は、同じ部屋にいて私の作業が完成するまでずっと見守ってくれています。
終わると箱庭の世界について先生から何か聞かれたり、自分の話したいことを話したり、そんな感じでした。
箱庭を作る作業はとても楽しかったので夢中で作りました。

*****
箱庭療法とは(中略)言葉では伝えきれない自分の内面世界を表現し、それを深く体験することによって、症状を消失させたり、対人関係を改善させたりという狙いを持った心理療法です。
(カウンセリングルーム心の相談室withのホームページ内、心理療法の紹介より引用)

ストーリーメニュー

TOPTOPへ