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SYらぶらぶ集〜X❤︎L〜ゼロリナ

第20章 かわいいは正義!

「リナさんデートしませんか?」
「しない」
「・・・」
仕事を終え、ようやく休みを貰えた魔族の神官様は、愛しのマイハニー(寒っ)の元を訪ねていた。
何ヶ月かぶりの生リナにテンションは上がるが、その辺りはさすがと言うべきか、はたまた才能の無駄遣いというべきか。ポーカーフェイスが唯一の特技(はぁ?)な一応、多分、・・・多分。まあ、長くなるのでこの辺で。とりあえず高位魔族様は表情には出さない。ちなみにこいつ、リナが絡むと果てしなくポンコツになるので、もしかしたら口元がかすかに緩んでいるのは気のせいじゃないのかもしれないが。
そして久しぶりに会えて、その嬉しさのあまりにデートを申し込んだ高位魔族様は、『断られる』事は想定外だったらしい。一気に現実に引き戻された気がした。

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