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SYらぶらぶ集〜X❤︎L〜ゼロリナ

第20章 かわいいは正義!

「・・・はい?」
ぽかんと見上げたリナの瞳にぞくりとするものを感じたゼロスは、とにかくこの感情を抑えるために、リナの唇を塞いだ。
深くはないにしろ、長い口付け。お互いを確認し合うようなキスは、リナを照れさせるには十分で。
「・・・っ、人前、でっ」
「・・・見せ付けになりましたから。僕は満足ですよ?」
ほっぺを撫でながら、至極幸せそうに、そして意地悪っぽく囁かれた言葉にリナはさらに赤面させた。
「でも、まだ足りないんです・・・リナさん。もう少しーー」
「や、やだ!バカっ、恥ずかしいから止めて」
「なら、デートしてくれますよね?」
「・・・っ、わかったわよ!」
こうして、リナが絡んでいるためポンコツになっているゼロス氏は見事リナとのデート権を手に入れたのでした。

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