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ワタシの履歴

第13章 無心〔二〕

こうして、私は彼氏には言わず、幹雄にも彼氏いる事は言わずに、当日、友達の敬子を連れて東京駅に車で迎えに行った。

私が着く前に、もう幹雄は着いているようで、少し待たせてしまった。

20分遅れで駅に着くと、二人の男の子が近寄ってきた。

車の種類と色は伝えてある。

『あれかな?』

と思ったら、笑顔で手を振ってきた。

『あ、あれだ!』

車から降りて、軽く自己紹介。

「私が輝子で、こっちが敬子!よろしくね」

「俺が幹雄で、こっちが建!よろしく」

トランクに荷物を入れて、群馬に向けて出発をした。

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