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ワタシの履歴

第13章 無心〔二〕

それから、幹雄からは毎日電話があった。

幹雄はバリバリ大阪人って感じで面白くて、電話は毎回盛り上がった。

3月も中旬を過ぎた頃、幹雄が会いたいと言い出した。

「なぁ、春休みだし、観光兼ねてそっち行きたいねんけど。」

「茨城なんも無いよ~」

「なら東京まで出てこれない?輝子に会いたいわ~」

「いいよ!じゃあ迎えに行くよ」

「ほんま~?なら友達連れてくから、どっか行こうや!」

「いいね!なら、どっか泊まろうよ!」

「え~なぁ~!」

そして3月も終わり頃、私も友達を連れて4人で群馬の温泉に行く事になった。

(大阪弁間違ってるかもしれませんが、ツッコミ無しでお願いします)

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