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「俺は次男だし、もう親父とは関係ないから輝子に影響は無いと思うけど…言っておかなきゃと思って…」

「そっか。…私はそんな事で龍平から離れたりしないよ」

「でも、もう１つあるんだ…」

「…なに？」

「実は俺、借金があって…と言っても、廃車にしちゃった車のなんだけど…」

「借金…？いくらなの？」

「60万」

「それ位、一緒に返していけばあっという間だよ。結婚したって、私もパートするつもりだったし」

「そっか…良かった」