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年下boyfriend

第2章 それからの毎日

着いたのは、誰にも見つからなさそうな屋上。


キーンコーンカーンコーン…


「千秋、ごめんね。授業サボらせちゃって…」


「バカ!あたしが行こうって言ったんだから美桜は悪くないでしょーがっ」


千秋は本当に優しいね。


あたしには眩しいくらいだなぁ。


「で、昨日何があったの?」


あたしは、千秋に話すことにした。


「あのね、あたし…昨日直弥と別れたの…」


千秋は、すごく真剣に聞いてきた。


時には、それはちがうよと叱ってくれたり


そうだよねと理解してくれたり


こんなにも真剣に聞いてくれて、あたしはすごく嬉しかった。


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