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百舌鳥

第6章 交じり密。

レイコはどこまで知っている!?

オバさんはリョウをあの様子じゃ知ってはいない

まてよ!?

リョウの父親なら何か知っているはずだ

しかしどうやって!?


シンはそんな事を考えていた


その頃レイコたちは…


セリナが

(おねえちゃんいい加減話して!)

レイコが落ち着き

(わかった…私とセリナは姉妹だけど、腹違いなの…詳しく言うと、セリナの母親はセリナが生まれた時に病気で亡くなったの)

セリナはツバを飲み込んで
(そ、それで!?)

レイコは

(私の母親とセリナの産みの親は姉妹なの、それでセリナを引き取って…)

セリナは涙目になりながら

(そうだったんだ…逆に姉さんを私が苦しめていたんだね、今まで…もっと早く言ってくれればよかったのに…)

レイコはセリナを抱き寄せて

(ごめんなさい…でも、いつか話さなきゃと思ってた…ごめん…)

セリナは

(…でも私の姉さんには変わりないから…)


うつむきながらセリナは

(お父さんが違うだけと思ってたから、ちょっとショックだな…)

レイコは

(本当にごめんなさい!)

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