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百舌鳥

第2章 せめぎ合い。

(ハァハァハァハァ…)

3人の荒い呼吸だけが部屋に響いていた

レイがあっさりと振り返り
(じゃあね、またね(笑))
俺と奈美に微笑んで部屋を後にした

奈美もそそくさに着替えて部屋を後にする

(もうくたくただわ!あのレイは最高!)

満足気な顔だった

俺は部屋を綺麗にして
シャワーを浴びた
シャワーを浴びながら

(そうだった、セリナを口説いてデートしなきゃな)
そう企んでいた

麻薬のような快楽に溺れていくともはや普通に戻れなくなる

だがあえてセリナとその普通をプレイすることで

快楽が快楽を追及できるのだと思えてきた

セリナとはスローでねちっこいプレイを味わいたい

俺はそう思いながら眠りについた

次の日セリナに電話をしてみる

(おはよう、今日デートしない?ドライブでもいこうよ)

そして家まで迎えにいきセリナと合流して

田舎の方へドライブにでかけた

やはりセリナは綺麗だ

体型もスレンダーで足がスラッとしていて

モデルのような顔だちだ

俺でも緊張する

ドライブの途中山道でセックスを想像していると股関が膨れ上がってきた

俺はセリナの手を握った

セリナは

(あっ、)

照れた表情がかわいい

俺もドキドキしながらセリナに近づき唇に近づく

セリナは目をつむって唇を無防備にさせた

俺はゆっくりと染みるように唇を合わせた

昨日までハードだったプレイがソフトで責める感覚もまた快楽だった

そのまま両手でゆっくりと抱きよせて

髪を撫でながら唇を味わっていた

セリナの唾液が俺の口に入ってくる

(あー、全部唾液を吸出したい…)

お互いの唾液で唇がぐちゃぐちゃになってきた…

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