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伝説の世代別アメリカ代表

第3章 第一話(電話の中の会話)

((復活させようと思う。君だったらどう思う?…………奈未君))



『………………………………いいと思う』

((!!))



『今のアメリカのサッカー協会は昔とは違うからな』

((そうだね。私は後から監督になったから、君達の時に起きた事件の事を対処出来なかったし…………))



『貴方が悪くない。俺達の存在がうざかったらしいから。
あの前監督の人は』


((うん。奈未君達は今日本で何をしているの?))

『サッカーをしている』



((大丈夫なの?))

『大丈夫さ。
俺達のもう一つの故郷なんだし、高校生活は楽しくしているよ』



((そう、良かった…………))

『俺達は逃げてきた』

((えっ!!))



『アメリカの秘宝って言われ、かなりの重圧が俺達にのし掛かった…………。



苦しかった。ただ、好きでサッカーをしただけで"天才" "才能"って疎まれ、そしてついには"化け物"って言われた…………。



何故、僕らだけ"化け物"扱いされなきゃいけなかったのか、同じ"人間"だって認識してくれなかったのか………………………………』

『あんただけは違う。俺達を普通の"人間"として認識してくれた。



あんたが監督ならば、俺達はあんたについていくよ』

((奈未君…………、ありがとうm(_ _)m
奈未君達に飽きられないように頑張るよ!!))

『頑張っておけよ。


あいつらには、俺が話をつけるよ』

((お願いね。じゃあ、バイバイ))

『バイバイ』


ガチャ












『ついに動いたか…………』




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