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第2章 一ヶ月前



彼は僕に言った


もう
手術も
受けられないと


医師も
残された人生
治らない治療で
苦しむよりは


遣りたい事を
やった方がいいと
助言したらしく


彼は僕に


抗がん剤治療を
受けないと
断言した


僕は否定もせず
彼に同意をした

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