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人間と吸血鬼

第15章 反対に

時間が経って…

和也「よし、いこ。」

俺は路地裏で待つ。

今の所なにも気配は感じない。

路地裏で待っていると、

「こんばんわ!和!」

上を見ると、

和也「お前は…」

誰だと言いたいくらいだ。

「あっ、忘れた?真だよ。」

和也「真か…今思い出した。」

真「ひどいな〜僕のこと忘れるなんて〜」

和也「なに?なんか用?」

真「そう!用があってきたの!実はね僕、体が限界にきててさ〜だからちょっとだけ…」

真は不気味に微笑んで、

真「和の力をくれないかな…?」

和也「なっ…」

ドンッ…!

隙をつけられ壁に抑えられる。

和也「なっ…お前…!」

真「僕の能力は力を吸い取ることだよ。これは誰であろうと力を奪うことができる能力。」

和也「離せ…‼︎」

ダメだ…力が抜けていく…

和也「やめ…ろ…!あぁ…‼︎」

すると、

「和…‼︎」

この声は…

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